【Campus新聞】
学生や若手社会人で組織する団体「Climate Youth Japan」(CYJ)は、地球の未来に重大な影響を及ぼす気候変動問題について、未来を担う若者が主導して解決を目指す活動を行っている。気候変動に関する国際会議で政策決定への若者の参画の重要性を訴えるメッセージを発信。昨年(2014(平成26)年)12月にペルー・リマで開かれた「国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議」(COP20)にも5人を派遣した。2月には仙台、東京、福岡で派遣報告会も開催する。CYJに所属し、COP20にも参加した横浜国立大学理工学部3年の学生記者、内藤秀治さん(21)が、取り組みについてリポートする。
□今週のリポーター 横浜国立大学 有志学生記者 内藤秀治さん
≪気候変動問題 若者主導で解決目指す≫
CYJは2010年春に、前年にデンマークのコペンハーゲンで開催されたCOP15に参加した若者(ユース)によって設立されたネットワーク型NGOだ。現在、メンバーは学生を中心に若手社会人も加え17人。東京、京都、福岡など全国のユースで組織されている。