【Campus新聞】
横浜市で、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するための取り組みの一つである「カーボン・オフセット」を活用した「どんぐりポイント」プロジェクトが行われている。地域の企業や団体、消費者が一体となり、環境に優しい商品やサービスの購入を通じ、地球環境の保護に参加できる取り組みだ。プロジェクトを推進する「横浜グリーン購入ネットワーク」にインターンシップで参加している横浜国立大理工学部3年の学生記者、内藤秀治さん(21)がリポートする。
□今週のリポーター 横浜国立大 有志学生記者 内藤秀治さん
「どんぐりポイント」とは一言でいうと「環境に優しい商品・サービス」の目印のことだ。経済産業省が昨年度に始めたプロジェクトで、「カーボン・オフセット」の仕組みを活用。札幌市、横浜市、愛媛県がモデル地域に指定されている。
植林などに生かす
カーボン・オフセットとは、企業や団体が製品を作ったり、サービスを提供したりし、それを消費者が購入したり利用したりする中で排出されるCO2を、他の場所で行われているCO2削減活動に投資することで埋め合わせようというものだ。