昨年12月にペルー・リマで開催されたCOP20でも、東京大学の学生団体「CCWG」とともに、それぞれ声明を発表し3省に提出した。声明では「気候変動に関する2020年以降の新しい枠組みにおける約束草案の早期提出」や「国内政策の見直しによる、衡平で持続可能な社会の実現への貢献」などを訴えた。CCWGは、「気候変動対策におけるリーダーシップの発揮」を求めた。
声明の提出時にはCOP20で議論される内容について、各省の担当者からレクチャーを受け、意見交換も行った。この中で、若者の参画の必要性や環境教育の重要性について議論。政策決定の場に若者の意見を届け、その意見を政策に反映することの大切さを確認した。
CYJ代表の京都大学経済学部3年、吉岡渚さん(22)は、「私たちもいつまでも若者でいられるわけではない。次のステップへ進むために今、全力で気候変動に取り組みたい」と話している。(今週のリポーター:横浜国立大学 有志学生記者 内藤秀治/SANKEI EXPRESS)