【Campus新聞】
日本が世界に誇る宝石「真珠」を若い感性でさらに輝かせようと、日本真珠振興会(東京都中央区)が、大学生や専門学校生を対象とした「第2回パールデザインコンテスト」を開催した。813作品の応募があり、2014(平成26)11月8日に東京・日本橋でファッションショー形式の最終審査が行われ、グランプリなど各賞が決まった。今年はどんな斬新なデザインが生み出されたのか。桜美林大学2年の学生記者、中島菜緒さん(20)がリポートする。
□今週のリポーター 桜美林大学2年の学生記者、中島菜緒さん
「世界に誇れる日本の真珠を若い人に知ってもらい、真珠に興味を持ってもらうことが目的です。同時に、真珠の自然で高貴な美しさを最大限に生かし、さまざまな生活のシーンで実際に装い、楽しめるようなデザインを考えてもらい、若い才能によって真珠の新たな可能性を追求することを目指しています。今年は国内の学生にとどまらず、国外の学生も対象に作品を募集しました」
コンテストの狙いをこう話すのは日本真珠振興会でコンテストの企画・運営を任されている森永のり子さん。立案から数年をかけ、昨年(2013年)、第1回の開催を実現した。