今後の予定では、3月14日から仙台で開かれる「世界防災会議」の市民フォーラムで、「気候変動×防災」をテーマにしたワークショップを開催する。3月末には、関西で開かれる「超若者会議」にメンバーがゲスト出演する予定だ。気候変動について、CYJがどのような意見を持ち、どのような活動を行っているのか、より多くの人に知ってもらう機会として、今後も積極的にワークショップを開催していく計画だ。
CYJでは、気候変動は地球の未来に深刻な影響を及ぼす問題だからこそ、「未来を担う若者が立ち上がるべきだ」との認識に基づき、これまでのワークショップや内部での勉強会を踏まえ、意見をまとめた声明を国際会議などに合わせて発表している。声明は国の環境省、外務省、経済産業省に提出し意見交換も行ってきた。
サミットやCOPで声明
昨年9月に各国の首脳級が出席して地球温暖化対策を討議する気候変動サミットがニューヨークの国連本部で開催された際には、気候変動に関する政策決定過程への若者の参画を求める声明を発表した。この中で、気候変動問題に取り組む若者の力が最大に発揮される機会を設けることや、持続可能な社会の実現のため、若者が貢献できるようにすることが重要であると訴えた。この声明は、世界各国のユース団体を中心に約20団体からの賛同を得た。