深いコクとほんのり甘みも
名物の担々麺は鶏のスープをベースにし、表面に赤いラー油が浮き出る状態で提供される。麺に絡みつくスープには粘り気があり食欲をそそる。辛みが五感を刺激し汗ばむほどだが、辛さの中に深いコクとほんのり甘みも感じられ、やみつきになりそうだ。
2階のテーブル席は天井が高く開放感があり、インテリアの木目調の棚は落ち着きを感じさせてくれる。「八坂神社や祇園に近い土地柄、観光客の皆さんに四川料理の醍醐味を提供したい」と川原さんは意気込む。(文:巽尚之/撮影:南雲都/SANKEI EXPRESS )
■如意 京都市東山区祇園町北側347の154、(電)075・551・7502。営業時間は午後5時~9時30分。担々麺は1110円、「雲白肉」1420円など。コースメニューは5000円(価格はいずれも税込み)からで、予算に応じ相談に乗ってくれる。定休日は日曜、祝日。