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ピリ辛「アート」 刺激的四川料理 如意 (3/4ページ)

2015.4.1 16:05

前菜の盛り合わせは巣の中で卵を抱く鷹をイメージ。芸術作品のようだ=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)

前菜の盛り合わせは巣の中で卵を抱く鷹をイメージ。芸術作品のようだ=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)【拡大】

  • 熱々のあんをかけて味わう「五目おこげ」。食感の変化が楽しめる=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • 「古都で四川料理を味わってほしい」と語る料理長の川原宏一さん=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • ブロッコリーを翡翠に見立てた「海の幸と緑野菜の炒め」=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • 濃厚なスープがまとわりつくフカヒレの姿煮=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • ピリ辛が刺激的な「雲白肉」はなぜか箸が進む=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • 「担々麺」は汗ばむほどの辛さの中にほんのり甘みも…=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • 天井が高く開放感のある2階のテーブル席=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)
  • 格子壁の“隧道”をくぐると「如意」ののれんが迎えてくれる=2015年3月20日、京都市東山区(南雲都撮影)

 フカヒレの姿煮は背びれの部分を蒸籠で蒸した高級料理。カキの油やしょうゆ、紹興酒、ネギ油などを使った濃厚なソースがフカヒレに絡みつき、味わい深い。添え物のチンゲン菜とは食感が対照的だ。

 緑色が鮮やかな「翡翠海鮮」

 ガラスの容器に盛られて登場する「翡翠海鮮」なる献立は、海の幸と緑野菜の炒め。ホタテ、イカ、エビとブロッコリー、菜の花を油で揚げ、日本酒、塩、調味料などを混ぜて片栗粉でとろみを付けたタレに絡めた。タレは具材に均一にまとわりつき、中華味を主張する。見た目にブロッコリーの緑色が鮮やかなことから、翡翠に見立ててメニューに名付けたそうだ。

 「五目のおこげ」はカリカリのおこげに、熱々のあんかけをかけて味わうメニュー。あんかけにはタケノコ、チンゲン菜、シメジ、イカ、ホタテ、豚肉…と食材が豊富に使われ、「酢を2分の1さじ足してあっさり感を演出した」(川原さん)という工夫作だ。

深いコクとほんのり甘みも

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