忍者は国内外で注目度の高いコンテンツだ。忍者にゆかりのある地方自治体や民間団体が連携し、観光客誘致や地域活性につなげようという「日本忍者協議会」が昨年10月に発足。滋賀をはじめ、三重、神奈川、長野、佐賀の5県5市が参加した。
狙いは、2020年の東京五輪・パラリンピックで海外からの観光客がさらに増えることをにらみ、世界へ「NINJYA」の魅力を発信すること。今後参加自治体を増やし、NINJYAを観光ブランドとして定着させたい考えだ。
その意味でも、甲賀市で始まった忍者調査は注目される。中嶋武嗣市長は「甲賀市が全国の忍者をリードしていければ」と話している。