「4月からどうやって生きていけばいいですかね」
と、事務所の人に言ったという、ショーンKさん。あのハスキーな声でこのセリフを発したと思うと切ないです。彼はきっと悪い人ではありません。芸能人なんてみんな程度の差はあっても嘘の自分を演じているもの。彼の嘘で迷惑をこうむった番組関係の人は大変だと思いますが、(私を含め)多くの人はこの騒動に目を輝かせ、「ホラッチョ川上」というあだ名で盛り上がり、楽しんでいる……。
ショーンKさんはもはやフィクション、小説のように大衆の娯楽となり消費されようとしているのです。
ショーンKさんの騒動で、これまで会ったホラッチョ男子(疑惑を含め)数人の顔がよぎります。ショーン男子、もしくはホラッチョ男子、ネーミングに迷うところですが、彼らの特徴を挙げてみます。
特徴1【自分の経歴をやたら流暢に話す】
「週刊文春」編集部を訪れて2時間、自分について語ったというショーンKさん。テンプル大学に入って、フィラデルフィアに行き、お付き合いをしていた女性がフランス人だったので学ぶならヨーロッパだと思った、など……。いつでも、ひとり「情熱大陸」のスイッチが入って自分語りができるのがホラッチョ男子の特徴です。