特徴6【英語を駆使して有能な自分に酔う】
ホラッチョ疑惑男子の書き込みなどを見ると急に英語になったりしてゾクッとすることがあります。
N氏も自分語りをしている最中、急に「So maybe……」と英語になり、周囲に注目され恥ずかしかった記憶が。ショーンさんも、英語の流暢さには定評がありました。たぶん英語を話している時は別人格になれて高揚感が得られるのでしょう。有能な自分に酔える瞬間です。英語と嘘の相性は良いのだと思います。
など、男の嘘について思い巡らせていたら、JR電車内で「月6000万で回す自信がある」とか景気のいい商談をしていた2人の日本人男性乗客が、降りる駅で「ヒアウィアー?」と急に英語で確認するのが聞こえました。
もしかしてホラッチョ男子予備軍?
無駄な有能感を振りまきながら降りていった2人。ホラッチョ男子は、あなたの隣にもいるかもしれません……。
(コラムニスト 辛酸なめ子=文・イラスト)(PRESIDENT Online)