なぜ、先の尖った靴の男は嫌われるか?
女性の靴はいくらでも先が尖っていても良い風潮、でもなぜか男性の先が尖った靴は評判が悪いです。
ナルシストっぽいとか、ダサいとかさんざんな言われよう。一昔前は、ホスト系の男性がよくはいていることから、チャラい男性のイメージが強かった尖り系シューズ(ポインテッドトゥと呼ぶらしいです)。
しかし最近は、ビジネスマンが尖った靴を好みがちです。
最初に違和感を覚えたのは、平日の夜、ラッシュの電車内。仕事帰りの疲れた会社員男性の足元を見ると、異様に尖っていて、3、4人に囲まれると妙な圧力があります。ホストや遊び人の男性の尖った靴とは違う、ビジネスシューズ仕様で、ただ先端が伸びている感じで、見ているとゾクゾクしてきます。
デザイン的にラインがパースのようについていて、鋭角を強調しているタイプも。三角形の頂点が点ではなく線で、完全に尖っていない中途半端なデザインが多いのもモヤモヤさせられます。