新幹線に乗って食べに行きたい！　運命の出会いが生んだ「金沢カレー」 (4/6ページ)

　●金沢カレーを成功に導いた先駆者

　〈インデアンカレー〉

　5人の中で、最初にカレー専門店を立ち上げたのが、ニューカナザワの和食担当・野村幸男。“キャベツのせ”やのステンレス皿での料理提供を考案した。現在は、弟の野村健次が店を継いでいる。

　野菜玉子カレーL／570～770円

　タマネギと卵を混ぜて薄く焼き、ケチャップとマヨネーズをかけて提供。トンカツは＋200円。

　■インデアンカレー本店

　住所：石川県金沢市三口町火353

　電話：076・255・1710

　営業時間：11：00～20：00、木曜のみ11：00～15：00

　休日：不定休

　●金沢カレーのレシピを創った伝説の店

　〈チャンピオンカレー〉

　仏料理を学んだ田中吉和は、ニューカナザワのチーフコックだった。洋食店やターバンカレー（現在は別の系列）を立ち上げた後に同店を創業。他店にレシピを提供し、金沢カレーの土台を築く。

　Lカツカレー／590～790円

　同店の適度な辛味とコク、深みがある同店のルーこそが原点。薄めのカツのザクッとした食感が◎。

　■チャンピオンカレー 本店

　住所：石川県野々市市高橋町20-17

　電話：076・248・1497

　営業時間：11：00～0：00

　休日：無休

全店の味を知り尽くした男の店〈カレーの市民　アルバ〉