■4月11日以降はどうなる?
4月11日をすぎるとどうなるか。日本MSの説明ページによると「新しいセキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の修正プログラム、無料または有料のサポートオプション、オンラインテクニカルコンテンツの更新が提供されなくなる」という。
とはいえ「パソコンが使えなくなるわけではない」(日本MS広報部)という。市販追加ソフトなど何らかの方法でセキュリティ対策を施し、Vistaを使い続ける企業もあるようだ。また手詰まりとなった中小企業向けに、移行サービスを引き受ける用意をするシステム開発会社やソフト会社もあるが、大きな受注商戦にはなっていないようだ。
ちなみに、「netmarketshare.com」の今年2月分の調査によると、サポートが3年前に完全に終了している「XP」をいまだに使い続けているユーザーは全体の8.45%もいるという。Vistaユーザーの実に10倍以上に相当する。