日本マイクロソフト(MS)は10日、最新の基本ソフト(OS)「Windows(ウィンドウズ)10」と連携する家庭用ゲーム機シリーズの最新機種「Xbox One S 1TB」(税別想定価格、3万4980円)を24日に発売すると発表した。高精細な「4K」映像が特徴の「ウルトラHDブルーレイディスク」を再生できるほか、高画質技術「HDR」に対応したゲームも楽しめる。
最新機種では、これまで外部にあったACアダプターを本体に内蔵し、約40%の小型化を実現。コントローラーが「10」を搭載したパソコンやタブレット端末と無線接続することで、ゲームの進行状況を共有しながら遊べる。
ウルトラHDを再生するレコーダーの価格は10万円前後。日本MSの担当者は「Xboxなら、割安な価格できれいな映像作品が楽しめる」とアピールする。
また、29日に発売されるスクウェア・エニックスの人気ゲームシリーズ最新作「ファイナルファンタジー(FF)15」などのHDR対応ゲームでは、まぶしい太陽の光を再現するなど自然に近い表現が可能だ。
年末商戦では、「10」を搭載したパソコンやタブレット端末など327機種も発売される。10日には、それらを活用した楽譜やレシピの作成などユーザーの趣味に応じた楽しみ方を教えるキャンペーンもスタートした。