東芝は10日、国内で販売したノートパソコン45機種について、バッテリーを自主回収し無償で交換すると発表した。バッテリーに不具合があり発火の恐れがあるため。対象は4万4791台になる。2013年7月から14年8月に製造した「ダイナブック」シリーズの製品で、パナソニック製のバッテリーを使用していた。海外でバッテリーから煙が出た事案を確認したという。パナソニック製のバッテリーを使用したパソコンでは、今年1月にも自主回収を発表していた。合計の回収台数は14万台余りとなった。また、今回発表した不具合のバッテリーを使った製品は、海外を含めて28万台以上を販売しており、各国で交換などの対応をするという。