コンビニエンスストア大手のローソンは19日、中国進出20周年を記念する式典を上海市内の1号店で行った。式典には玉塚元一会長と竹増貞信社長のほか、中国の現地法人関係者や従業員ら合計100人が参加。なお人口が増え、鈍化はしているが経済成長が見込める中国を中心に海外進出を加速させる考えを強調した。
式典で玉塚氏は、「この20年を糧に中国での成長を加速させたい」と意気込みを語った。ローソンは2020年までに海外の店舗数を現在の865店から最大5000店に、このうち中国では現在の750店(6月末時点)から上海市を中心に最大3000店に増やす考えだ。ローソンは1996年7月19日、中国に日本のコンビニチェーンとして初めて出店。上海を中心に北京など5都市に店舗を展開している。海外では中国のほか、インドネシア、タイなど5カ国に出店している。(上海 永田岳彦)