日立、研究開発に年4000億円投資 16~18年度、IoTやAI強化 (1/2ページ)

2016.6.29 06:36

日立製作所の中央研究所で開かれた説明会では、ヒト型ロボット「エミュー3」が披露された=28日、東京都国分寺市
日立製作所の中央研究所で開かれた説明会では、ヒト型ロボット「エミュー3」が披露された=28日、東京都国分寺市【拡大】

 日立製作所の鈴木教洋執行役常務は28日、都内で開いた説明会で2016~18年度まで3カ年で年間3500億~4000億円を研究開発に投資する方針を明らかにした。18年度までの3カ年で、全てのモノをインターネットでつなげる「IoT」や人工知能(AI)などデジタル分野への研究開発投資を強化する。

 日立は従来のプラントや鉄道車両、エレベーターなどの製造だけでなく、IoTやAIを活用したサービス開発に力を入れている。顧客と課題を解決するサービス型のビジネスモデルへの転換を目指している。

 鈴木執行役常務は「顧客の近くに研究者を配置し、市場ニーズに応える革新技術を創出したい」と意気込みを語った。グローバルな研究開発イベントを開催し、顧客とのコミュニケーションを深める。今後は、中国や欧州の顧客向けサービスを創出するための拠点を開設する計画だ。

顧客ニーズに迅速に対応した研究開発を加速させるため…

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