NECがウズベキスタン政府から地上デジタル放送機器を受注することが4日、分かった。受注額は40億~50億円。近く正式契約を結ぶ。ウズベキスタン政府は2017年までに地デジ放送に移行する予定で、NECは欧州方式の送信機などを納入する。
ウズベキスタン政府は年内に地デジ放送網を整備する計画を持っており、送信機など関連設備を購入する。貿易商社のオガワ精機(東京都新宿区)がウズベキスタン政府との窓口となって、NECの送信機などを納入する。
今回のウズベキスタン政府の地デジ整備は、三井住友銀行と国際協力銀行(JBIC)が協調して、ウズベキスタン国立対外経済活動銀行に約75億円を融資する。このうち三井住友銀行の融資を日本貿易保険(NEXI)が保証する。