また、ソニーはPSを、映像や音楽を含めた娯楽ブランドに育てていく考え。今春からは大手音楽配信サービスの英スポティファイと連携した音楽配信サービス「PSミュージック」を始める。PS3、4やソニーのスマートフォンを通じて、3000万曲以上を提供するという。
一方、SCEは3日(現地時間)、米サンフランシスコで開催中のゲーム開発者会議で、ヘッドマウントディスプレーと呼ぶゴーグル型端末「Morpheus(モーフィアス)」を、16年の前半に発売すると発表した。同社はこの日、新たな試作機を公開した。
このゴーグル型端末は、PS4と連動させ、ゲームなどでバーチャルリアリティー(仮想現実)を体験できる。昨年3月に公開した従来の試作機は、映像表示に5型液晶を採用していたのに対し、新たな試作機は5.7型の有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレーを採用。1920×1080ドットの高精細表示が可能になったほか、100度の視野角を確保した。
また、ゴーグル本体に取り付け、カメラで読み取るのに使う発光ダイオード(LED)が6から9に増加。より頭や体の動きを画面に反映させやすくなった。