携帯電話事業者のイー・アクセスとPHS事業者のウィルコムが6月1日付で合併、7月1日に社名を「ワイモバイル」に変えて新たにスタート。8月1日から提供する新料金プランを17日に発表した。ウィルコム時代に最初に定額通話を実現した寺尾洋幸取締役兼COO(最高執行責任者)に、狙いと次の課題を聞いた。
--8月1日から、月300回までの通話と1ギガバイトまでのデータ通信が月額2980円で利用できるスマートフォン(高機能携帯電話)の料金プランを始める
「従来型の携帯電話を使っている人にフォーカスした。携帯からスマホに移らない最大の理由は料金。だから、携帯と同じ月3000円にこだわった。(インターネット環境の進展に伴い)ネット弱者が増えて情報格差が開いている。ネットの便利さを届けるのがわれわれの最大の目的で、そのための『課題解決エンジン』を料金プランとして提供したい」
--第1弾の発表にしては堅実な価格設定だ