【株主総会ライブ】関電（９）脱・原発派の“脅し”に関電すべて「反対」 (1/3ページ)

　大阪市の代理人弁護士「なぜ、あなた方は（筆頭株主である大阪市に）聞く耳をもたないのか？　大阪市が株を売ったら、暴落しますよ。原発の差し止め訴訟を行うこともあり得る」

　「関電のＣＳＲ（企業の社会的責任）は、原発を止めることだ。事故が起きたら、責任を問われるのは森さん（詳介会長）ですよ」

　議長の森詳介会長「提案された議案について説明してください。お時間３分過ぎています。説明は手短にお願いします」

　《株主総会に提案された各種議案について、筆頭株主の大阪市など株主から提案説明が続いた。八木誠社長の解任をはじめ、脱原子力委員会の新設、日本原子力発電との資本関係解消、取締役報酬の個別開示、元グーグル日本法人社長の村上憲郎氏の社外取締役選任…など原発反対派からの要望に対し、関西電力はいずれも反対意見を表明した。株主総会開始から４時間が経過。再び株主と経営陣との質疑が始まった》

株主「原発推進ならば、４０年を過ぎた原子炉の廃炉検討を」