《書面によるさまざまな事前質問に対し、関西電力が答弁》
豊松秀己副社長「原子力発電所のリプレース(廃炉後の建て替え)の質問について、エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源と位置づけられ、将来にわたり一定程度原発を確保するには新増設、リプレースが必要と考えている」
《拍手がおきる》
広江譲副社長が火力や揚水、再生可能エネルギー、不祥事対策などについての質問に答えていく。
「火力発電についてですが、火力発電コストが増加する要因は、石油火力発電所の燃料費が増加したことによる。中長期的には火力発電所の増設を進めていく」
「揚水発電については、原子力、火力と組み合わせることで、昼間の需要ピーク時に活用できる貴重な供給力。電力の安定供給確保につとめたい」
「(太陽光などの)再生可能エネルギーは、当面10万キロワットに向け開発する」