尖閣問題、世界はどうみているか 「日本に正当性」「中国軍が日本を追い越す」 (1/4ページ)

2015.3.1 17:05

 中国海警局の船舶は今年に入ってからも連日のように日本固有の領土である尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域を航行している。海洋進出を続ける中国に関し、世界はどうみているのか。米専門誌は「(尖閣問題は)日本に正当性がある」と指摘。一方で、韓国紙は中国の海洋戦力が今年末に日本を上回ると伝えている。

 米外交専門誌ナショナル・インタレスト「日本の主張のほうがより正当性がある」

 中国軍は昨年末、尖閣諸島を含む日本周辺の空海域で活動を活発化させた。

 12月4日には中国海軍の駆逐艦やフリーゲート艦など4隻が鹿児島県の大隅海峡を通過、同25日には宗谷海峡を抜けて東シナ海に向けて航行していたことを、自衛隊が確認した。同6日以降には中国軍機が沖縄本島と宮古島の間を相次いで通過している。

 尖閣周辺への海洋進出をめぐり、米外交専門誌ナショナル・インタレスト(電子版)は1月15日付で「お気の毒です、中国 尖閣問題では日本の主張のほうがより正当性がある」と題した記事を掲載した。

記事では、日本固有の領土である尖閣諸島を日中で“共同管理”するという有識者の提案を踏まえ…

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