2月10日の同紙は、9日の全国海洋会議で、王宏国家海洋局長が「今年中国は海洋権益の維持を的確に強化し、海、空、宇宙の立体化権益維持システムを着実に仕上げるとともに、全海域で石油・天然ガスの探査・開発、定期巡航法執行・検査などを展開する」と述べたと伝えた。
尖閣諸島付近の接続領域を連日のように航行し、ときに領海侵入さえ厭わない中国。同紙によると、王氏は会議で、昨年は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)の常態化主権維持巡航を継続」したなどと言及したといい、今年も島嶼部の主権を断固として守るなどと強調したと紹介した。