こうした報道を受け、中国国内では、韓国政府に対する反発が沸騰。インターネット上では「韓国政府は信用できない」「韓国が賠償すべきだ」としたものから、「韓国人は民度が低い」などと品のない批判までもが展開されている。
韓国側は静観?
今のところ、この「ニンニクリターン」騒動を取り上げているのは中国のメディアやネットが中心で、韓国では目立った報道はあまりないようだ。
中国メディアによると、韓国当局が不合格とした理由について「輸出前の消毒で化学物質が残留していたのでは」などの説もあったが、韓国当局による不合格書類にはそうした記載はなかった。
今回のニンニクは全体の5%以上が病虫害、傷、カビなどを原因とする斑点があるなどの不良品だったため、入札公告時にも明示した規定に基づき、全体の受け入れを拒否したという。