「池袋大改造」プロジェクト始動 特区外れショック…新宿・渋谷に対抗 (1/5ページ)

2014.4.30 06:30

 コスプレ女子“聖地”

 アニメやコスプレ好きの10代、20代の女子が集まる東京・池袋-。来春に豊島区役所新庁舎が完成するのを機に、駅周辺を「にぎわいエリア」へと大改造するプロジェクトが動き出す。現庁舎や造幣局跡地の再開発に加えて、公園、歩道空間、駅前広場などの整備を一気に加速。2020年に向けて大きく変貌を遂げようとしている。

 落選にショック

 「なぜ豊島区が国家戦略特区の指定から外れたのかは分からない。東京都からは事前に相談がなかった」と豊島区幹部は首をかしげる。

 政府が成長戦略の柱として推進する国家戦略特区に東京圏、関西圏など6地域が3月に指定されたが、東京都は特区指定を千代田、中央、港、新宿、文京、江東、品川、大田、渋谷の9区に限定。7大副都心のうち上野・浅草のある台東区、両国・錦糸町のある墨田区、池袋のある豊島区を除外する方針を打ち出したからだ。

 新宿、渋谷と並ぶターミナル駅の池袋を抱える豊島区のショックは大きい。

「役所主導で民間の活力が乏しいと判断されたのか」と残念がる

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