個人景況感DI、2期連続で悪化 日銀アンケート

2014.1.10 05:00

 日銀が9日に発表した生活意識に関する2013年12月のアンケートによると、個人の1年後の景況感を示す指数(DI)が前回の9月調査と比べて4.4ポイント下落のマイナス14.0となり、2期連続で悪化した。4月に実施される消費税増税への懸念が反映された。

 景況感DIは、景気が「良くなっている」と答えた人の割合から「悪くなっている」と答えた人の割合を引いた数値。調査時点現在の景況感DIも2期連続で悪化し、0.9ポイント下落のマイナス9.2だった。

 一方で、1年前と比べた現在の物価に対する実感は「横ばい」が1.2ポイント増の29.3%で、「上がった」は0.5ポイント減の67.0%だった。

 また、物価が1年後に「上がる」と回答した人の比率は80.9%と前回から2.1ポイント下落したものの、引き続き高水準。1年後の物価上昇率の予想は平均でプラス4.9%だった。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。