部隊は昨年4月、1万人近い死者を出したネパール大地震、2013年11月のフィリピン台風での救援活動や物資輸送、インフラ復旧に従事し、その活躍は折り紙付だ。
陸上自衛隊とも平成26年12月、熊本市を本拠とする第8師団とオスプレイを使った合同演習を実施、呼吸はぴったりだ。
熊本県の八代湾沖に停泊中の海自の大型護衛艦「ひゅうが」に着艦させ、給油や物資搬入に使うというから、何ともダイナミックな救援活動ではないか。今回も人員、物資輸送での活躍が期待される。加えて、日米同盟を目に見える形で具体化する効果は計り知れない。
残念なのは、オスプレイの佐賀空港(佐賀市川副町)の配備が遅々として進まないことだ。