サイトマップ RSS

【「慰安婦」日韓合意】「像」撤去拒む民間団体 増設は必至 (1/5ページ)

2015.12.29 08:30

日韓外相会談が行われた韓国外務省前で抗議する市民団体のメンバーら=2015年12月28日、韓国・首都ソウル(共同)

日韓外相会談が行われた韓国外務省前で抗議する市民団体のメンバーら=2015年12月28日、韓国・首都ソウル(共同)【拡大】

  • 慰安婦像をめぐる主な経過=1992年1月8日~2015年12月28日。※肩書は当時。写真は在韓日本大使館前の像(共同)

 ソウルの日本大使館の前に違法に設置された「慰安婦像」の撤去・移転について、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は日韓外相会談で「関連団体との協議を通じて適切に解決するよう努力する」と確約した。しかし、韓国では慰安婦問題は“聖域”と化しており、誰も異を唱えられない雰囲気が広がっているのが実情だ。合意を受け28日に記者会見した元慰安婦の間でも、反応は分かれており、元慰安婦の支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)や世論の説得も容易ではない。

 現在、解体され工事中の日本大使館の前に2011年、慰安婦像を設置したのが挺対協だ。地元の行政当局は設置許可さえ出しておらず、外国公館に対する侮辱行為はウィーン条約にも違反している。

 しかし、韓国政府は「民間団体が自発的に設置したものだ」(外務省報道官)とし、違法行為を黙認してきた。日本大使館前では毎週、像を囲んで対日非難の抗議集会が開かれている。

<韓国挺身隊問題対策協議会> 像の撤去・移転を「絶対に受け入れない」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ