山本氏は、27日の本会議で「国民が求めているのは対案ではなく廃案だ」と訴えた民主党の北沢俊美(としみ)元防衛相(77)の名前を挙げて「北沢氏の言う通りだ」と賛同。党の安保政策として「軍事力ではなく外交力で対処すべきだ」と語った。これは共産党の主張とほぼ同じで、民主、共産両党の仲間入りを果たしたようだ。
参院議員のみの日本を元気にする会の松田公太(こうた)代表(46)、無所属クラブの水野賢一代表(49)は、いずれも10本に一括した政府案を別々にした上で再提出するよう求めた。水野氏は集団的自衛権の対象に「台湾が含まれるか」と尋ねるなど、衆院ではほとんど触れられなかった論点で政府を追及した。(SANKEI EXPRESS)