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【Q&A】会期95日延長 戦後最長 安保法案成立期す政府・与党 (1/4ページ)

2015.6.29 09:30

安倍晋三(しんぞう)首相(中央)も出席し、衆院本会議で今国会の会期を95日間延長することを議決した=2015年6月22日、国会(酒巻俊介撮影)

安倍晋三(しんぞう)首相(中央)も出席し、衆院本会議で今国会の会期を95日間延長することを議決した=2015年6月22日、国会(酒巻俊介撮影)【拡大】

 今国会の会期が9月27日まで95日間延長されました。通常国会では戦後最長の延長幅となりました。安倍晋三首相が最重視する安全保障関連法案の審議が進んでいないことが背景です。法案の衆院通過後、60日間たっても参院で採決に至らない場合、否決と見なし、衆院で再び可決する規定があり、そのルール適用も可能なほどの長期間。政府、与党には確実な成立を期す狙いがあります。

 Q 会期延長とは

 A 国会には会期が設定されています。与党がぜひとも成立させたい法案が会期内では審議時間が足りないと判断した場合、必要な日数を計算し会期を延ばすことです。

 Q 何度でも延長できるのですか

 A 毎年1回150日間にわたり開催する通常国会は1回だけ、その都度会期を決める臨時国会などは2回の延長が可能。かつては制限がなく1952年には5回も延長されました。乱用を避けようと58年に国会法が改正され、回数が制限されたのです。

憲法学者が国会で安保法案は「憲法違反」と批判したことなどが影響

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