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「新国立」参院審議 五輪相、計画維持を強調 スポーツ界も異論 「本望ではない」 (1/5ページ)

2015.7.15 08:30

参院内閣委・文科委連合審査会で民主党の蓮舫(れんほう)代表代行の質問に答える遠藤利明五輪相。左後ろは下村博文(しもむら・はくぶん)文科相=2015年7月14日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)

参院内閣委・文科委連合審査会で民主党の蓮舫(れんほう)代表代行の質問に答える遠藤利明五輪相。左後ろは下村博文(しもむら・はくぶん)文科相=2015年7月14日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)【拡大】

  • 解体作業が進み、整備問題が波紋を広げている国立競技場跡地=2015年7月16日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の総工費が2520億円に膨らんだことについて14日、与野党から批判が相次いだ。

 自民党総務会では「高過ぎる」「(政府は)財政再建を唱える一方で、いかがなものか」などの声が続出。参院の委員会審議で、遠藤利明五輪相(65)らは釈明に追われたが、建設は計画通りに進めると強調した。

 二階(にかい)俊博総務会長(76)は総務会後の記者会見で「(報道各社の)世論調査を見ても国民の大半が疑問を持っており、重大な関心を示さざるを得ない」と指摘。公明党の山口那津男(なつお)代表(63)も会見で、政府に「説明責任を尽くしてほしい」と求めた。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官(66)は「国民への説明が十分でなかった部分がある。できるだけ負担が生じないよう、運営の民間委託など工夫をする」と語った。

 参院内閣、文教科学両委員会の連合審査会で、遠藤五輪相は、総工費が基本設計段階の1625億円から大幅に増えたことについて「費用は相当かさんでいる。経緯を国民に丁寧に説明することが不可欠だ」と述べたが、計画見直しには否定的な姿勢を崩さなかった。

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