サイトマップ RSS

【安保法案特別委可決】岡田氏「何でも反対」 政治不信演出 (3/5ページ)

2015.7.16 08:00

安全保障関連法案を可決した衆院平和安全法制特別委員会。民主党は離席したが議場内でプラカードを掲げるなどして議事進行に抵抗した=2015年7月15日午後、国会・衆院第1委員室(共同)

安全保障関連法案を可決した衆院平和安全法制特別委員会。民主党は離席したが議場内でプラカードを掲げるなどして議事進行に抵抗した=2015年7月15日午後、国会・衆院第1委員室(共同)【拡大】

 民主党内でも温度差

 民主党内にも多様な意見がある。長島昭久元防衛副大臣は6月15日、民間シンクタンクへの寄稿で「万年野党の『何でも反対』路線がますます先鋭化している」と危機感を表明。一度だけ質問に立った前原誠司元外相は集団的自衛権について「一部認める立場だ」と明言した。

 それでも岡田氏は「何でも反対路線」を突き進む考えのようだ。特別委での法案可決後に出演したフジテレビ番組で、「われわれが4月に決めた考え方をはみ出た質問は一つもなかった」と強弁した。さらに、将来的に集団的自衛権を認める必要があるかとの質問には、こう答えた。

 「将来のことは分かりません」

 ≪飛び交う拍手と怒号 「節目迎えた」「強引な採決」≫

 15日の衆院平和安全法制特別委員会で約116時間にわたる審議の末に採決された安全保障関連法案。民主党など野党議員が傍聴席のカメラに向け「反対」のプラカードを掲げてアピールもする中、与党の賛成多数で可決した。「節目を迎えた」「強引な採決」。与党議員は安堵(あんど)の表情を浮かべ、野党議員は反発し、委員会室には拍手と怒号が飛び交った。

7月14日までの審議時間 113時間

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ