「『日菓』さんの和菓子はそのままで完成されているので、ストーリーを加味する程度のアレンジを施しました」とシェフの齊藤隼人さん。なるほど、「あかがね」は東山の空をチョコレートとオレンジパウダーで表現、「3時」は時計の3時の位置に抹茶チョコレートを配し、「アポロ」はフランボワーズソースで足跡を描いている。見ているだけでも楽しい。
本物の魅力知るきっかけに
上林春松本店の抹茶“琵琶の白”を使用した「抹茶白玉ぜんざい」(600円)はすっきりした甘さで絶品。自家製「プティフル(小さなお菓子)」(200円)は小さな重箱にクッキーや生チョコレートが並べられている。「3種のお茶の愉しみ小さなご飯」(1200円)はご飯の上に煎茶のふりかけと玉露のつくだ煮を用意。「そのままでも、お茶漬けでもお好みでどうぞ」と齊藤さん。メニューはこれから少しずつ増やしていく予定というから楽しみだ。