さて、弁当の隙間を埋めるのに便利な食材の一つがうずら卵の水煮。5個で鶏卵1個と同じくらいのエネルギーやタンパク質があり、鉄やビタミンA、B2、B6、B12などは鶏卵より多く含まれます。もちろんそのまま詰められますし、一晩、めんつゆに漬けておいて煮卵風にしてもいいです。今回のような甘酢漬けなどにして常備しておくと、栄養価もアップしますし、「あと1品どうしよう」というときに助かりますよ。(文:管理栄養士 牧野直子/SANKEI EXPRESS)
■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「エネルギー早わかり第3版」(女子栄養大学出版部)、「新・魚を食べる健康法」(マガジンハウス)。