【牧野直子の健康ごはん】
今、料理本で人気のジャンルの一つが「作り置き」や「ストック」のおかずです。作っておけば、そのまま食べられるし、弁当に詰めるだけ、他の食材と合わせて別の一品になる-など一石何鳥にもなるところが魅力です。
私自身も、弁当づくりや普段の食事をなるべく時間をかけずに、バランスよく作るために「作り置き」は欠かせません。
ホウレン草や小松菜などの青菜、ブロッコリーをゆでたものや、ニンジンやキャベツ、玉ねぎをさいの目に切って炒め蒸しにしたミックス野菜は常に冷蔵庫にあります。これらがあれば、副菜も手間なく準備できます。また、蒸し鶏やゆで豚など主菜になる「作り置き」にも欠かせません。
今回の肉みそは夏休み中の息子の昼ごはんに役立っています。うどんや中華麺にも合いますが、ごはんとも好相性。おにぎりの具にもなりますし、ゆで置きした青菜で作ったナムルと盛り合わせたビビンバ風もできます。
バゲットに切れ目を入れ、ちぎったレタスや千切りのキャベツと肉みそをはさんだサンドイッチもおすすめです。