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【HAPPY SKATING×パラリンピアン・ライフ】(3) 「あきらめないで」 子供たちに伝えたい (3/5ページ)

2014.5.12 15:55

すっかりうち解け、子供たちに伝えたいことで意気投合した佐藤真海(まみ)さん(手前)と鈴木明子さん=2014年3月31日、東京都千代田区(大橋純人撮影)

すっかりうち解け、子供たちに伝えたいことで意気投合した佐藤真海(まみ)さん(手前)と鈴木明子さん=2014年3月31日、東京都千代田区(大橋純人撮影)【拡大】

  • 2020年五輪立候補都市の得票数(過半数獲得の都市に決定。白抜き数字は最多得票数)=2013年9月7日、アルゼンチン・首都ブエノスアイレス。※欠席・棄権は省略
  • アルゼンチン・首都ブエノスアイレス
  • 米ミシガン州デトロイト

 コツコツ努力する

 ――佐藤さんは日本でも講演活動をこなしていますね。その中で一番訴えたいと思っていることは何ですか

 佐藤さん「芯にあるのは、命の大切さですね。一人一人、自分に与えられた命を輝かせていくためにどうすればいいか。私自身も夢や目標を持つことで、人生の新しい道が開けました。病気を経験したことで、つらいことがあってもトンネルを抜ければ明るい未来があることを身をもって知りました。その経験を踏まえて、これから壁にぶち当たるであろう子供たちに、自分で限界ラインを作ることなくチャレンジする姿勢を持ち続けてほしいと伝えていきたい」

 鈴木さん「実は4月10日に本を出したのですが、佐藤さんが話したことと共通点が多いです。本のタイトルは『ひとつひとつ。少しずつ。』(KADOKAWA中経出版)。29歳まで現役を続けるというのは、フィギュアの選手としては異例の長さですが、私はいろいろな技術の習得が他の選手より遅かったのです。ジャンプにしても、才能的には国内外のトップ選手に比べてもすごく劣っていました。10代の子が簡単に跳ぶ連続3回転を初めて跳べたのが、3年前ですから。でも、スケートが大好きなことと、あきらめずにコツコツやってきたということには胸を張れます」

「普通の子供でも頑張れば五輪に出られるんだ」

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