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【HAPPY SKATING×パラリンピアン・ライフ】(2) 母が一番の「理解者」で「応援団」 (1/5ページ)

2014.4.28 15:10

それぞれが直面した試練、支えになってくれた母のことを語り合う鈴木明子さん(手前)と佐藤真海(まみ)さん=2014年3月31日、東京都千代田区(大橋純人撮影)

それぞれが直面した試練、支えになってくれた母のことを語り合う鈴木明子さん(手前)と佐藤真海(まみ)さん=2014年3月31日、東京都千代田区(大橋純人撮影)【拡大】

 パラリンピック女子走り幅跳びの佐藤真海(まみ)さん(32)と、フィギュアスケーター鈴木明子さん(29)は、それぞれが直面した試練をどうやって乗り越えたのか、支えになってくれた母のことを語り合った。

 心に余裕のスペースを作る

 ――2人には、闘病生活を乗り越えた共通点があります

 鈴木明子さん「私は仙台の大学に入学して1人暮らしを始めた直後、摂食障害になりました。1カ月で体重が10キロ以上も落ち、食欲も全くわかなくなってしまいました。最初は肉から始まり、魚、やがて油がついたものは全部食べられなったのです」

 佐藤真海さん「それは、競技のために痩せようとしたためですか」

 鈴木さん「太りやすい体質ではなかったのですが、周囲には体重管理にすごく苦労している子もいて、そのことを知っているから、自分も太りたくないという気持ちが強くなりました。1人暮らしを始めたのと重なり、自分で管理しないといけないと、完璧さを求めてしまいました」

「先に光も見えない時間を耐えるというのは、本当につらかった」

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