●「希望すればいつでも有給休暇を取得することができた」
●「遅れて出社したり、早めに退社することが柔軟にできた」
といった勤務時間などに関する項目で、就業継続した女性の方がはるかに上回っています。
第1子出産後の就業継続には、勤務時間などにかかる柔軟性の有無が影響しているといえます。さらに、就業継続をした女性の割合が多い業種と少ない業種を比べると、就業継続をした女性の割合が高い上位2業種は、以下の通りでした。
【就業継続をした女性の割合が高い2つの業種】
IT・情報通信……90.4%
インフラ*・官公庁……86.7%
*電力・ガス・鉄道・エアラインなど
逆に、就業継続をした女性が最も少ない業種は、
【就業継続をした女性の割合が低い2つの業種】
食品・農林・水産……40.0%
繊維・アパレル……45.0%
IT・情報通信が上位である理由は、在宅勤務などが浸透していることが理由として考えられます。