中国、韓国、インド、中東…わかりにくい 日本人がイライラする理由 (3/7ページ)

2016.2.7 17:10

 北部と南部では顔立ちも異なり、基本的に仲が悪い。肌が比較的白い北部のほうが優位に立つという意識があるが、学歴が高ければ地域差やカーストを飛び越えることもあり、単純な方程式はない。チームでプロジェクトを遂行する場合には、現地のマネジャーと相談して決めることが賢明といえそうだ。

 女性の扱い方も難しい。インドでは、近年、レイプ事件などが多数報告されている通り、夜道を歩くのは危ないので、女性社員を会社の夜のパーティーなどに誘う場合は父親や夫の承諾が必要だ。送迎も必須。ただし、全体的に女性蔑視の傾向はあるものの、カーストが高い女性の場合は欧米の大学に進学しているなどの例もあり社会的に高い地位についていることもある。

 こうした女性に対する対応は中東にも当てはまる。エジプトに駐在していたことがある同じくジェトロの若林利昭氏によると、エジプトでも女性の社会進出はそれほど進んでいないものの、キャリアウーマンはそこそこオフィスにいるという。そうした女性は仕事も男性と対等にできる人が多いが、気をつけるべきことはやはりある。若林氏は知人からこんなエピソードを聞いたと明かしてくれた。

クウェート人男性からひどく睨まれたというんですね

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。