5歳境に「おねしょ」→「夜尿症」 親子で悩まず医師に相談を (4/4ページ)

2015.8.2 07:14

排尿が始まるとセンサー(左)が感知して警報を鳴らす「夜尿アラーム」

排尿が始まるとセンサー(左)が感知して警報を鳴らす「夜尿アラーム」【拡大】

  • 池田裕一准教授

 また、「怒られると決まっておねしょをする」など精神的なストレスが夜尿症の引き金になったり、治りが遅いと精神的なトラウマになってしまうこともある。こうした場合、成人しても夜尿症が続くことも少なくない。実際、成人の夜尿症は200人に1人程度いるとされる。

 池田准教授は「症状を長引かせないためにも、親子で悩みを抱え込まず、医師に早めに相談してほしい」と呼び掛けている。

 ≪夜尿症の改善・治療方法≫

 ■生活指導で改善する場合

  ・夜間の水分摂取を抑える

 ■生活指導で改善しない場合

  ・排尿センサー付きのパッドを着用

  ・抗利尿ホルモン剤による薬物治療

 ※池田裕一准教授への取材を基に作成

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。