着こなしに変化をつけられるジュエリーやアクセサリーは、ファッションを楽しむための重要なアイテムだ。若い女性向けのジュエリーメーカーが集まる見本市「ガールズジュエリー東京」で今年のトレンドを探った。細いチェーンで指輪とブレスレットをつなげた遊び心のあるデザインの指輪や、パールを使った存在感のあるネックレスが目立った。(油原聡子)
1月21~24日の4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれたガールズジュエリー東京。3回目の今回は、ジュエリーやアクセサリーメーカー約100社が参加。20~30代の女性をターゲットにしたアクセサリーがところ狭しと並び、百貨店やセレクトショップのバイヤーが訪れた。
主催するリードエグジビションジャパンの同見本市広報担当、川野夏子さんは「ジュエリーというと宝石の価値や金の含有率が重視されますが、20~30代向けはファッションの一部としてとらえられている。素材を工夫して価格帯を抑えつつも、デザイン性にこだわったアイテムが多いのが特徴です」と話す。
ガールズジュエリー東京からは毎回、新たなトレンドが発信されており、昨年は、耳に引っかけたり、挟んだりする「イヤーカフ」や「イヤークリップ」などのイヤーアクセサリーが注目され、需要が高まった。