トヨタ自動車は5月21日、対応トイレをカーナビゲーションで探せる情報提供サービスを開始した。カーナビとインターネットを接続するシステムの専用アプリに「多機能トイレナビ(東海3県版)」を追加。愛知、岐阜、三重の3県で高速道路や「道の駅」に設置された対応トイレの場所とルートが検索できる。
監修したNPO法人、伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県鳥羽市)によると、トイレ内の写真を見られるのが特徴で、腹部洗浄用シャワーが付いているかなどを確認できる。同センターでは「使う人にとって必要な設備があるかどうかが具体的に分かればより快適に旅行ができる」と話す。
温泉も行ける
オストメイトや介護・医療従事者向けに、ストーマの管理や日常生活のこつなどの情報をまとめた「ストーマケア情報サイト」を開設したのは、装具メーカーのアルケア(東京都墨田区)だ。日本創傷・オストミー・失禁管理学会の皮膚・排泄ケア認定看護師らが執筆し、5月30日から公開されている。