大腸がんなど、消化器疾患に詳しい神奈川県横須賀市の診療所「マールクリニック横須賀」院長の水野靖大医師は「『おなかが痛い』などと受診する患者の多くは、風邪などによる急性胃腸炎で数日でよくなる。その中には一部には、がんが含まれるが全員に、内視鏡やバリウムを使ったがんの検査を勧めることは難しいのが実情」と明かす。
「薬を飲んで4~5日しても治らない場合は、検査のために必ず再度、受診してほしい。痛みが出ている大腸がんでも、治療により克服できるケースも多い」と水野医師。
今井さんについては「がんの痛みは強い。4月の会見もつらそうだった。最期の最期まで、ぎりぎりまで頑張られたのだと思う」と推測した。