今井雅之さん死去 日本人男性の11人に1人が大腸がん…初期は自覚症状なし (3/4ページ)

2015.5.28 20:00

 転移する場合には、肝臓や肺が多い。大腸がんは進行が遅く、早期から転移が進むことはないため、上野医師は「早期に発見できればほとんどの場合、治癒できる」話す。

 40歳以上は定期的に

 大腸がんが疑われる場合には、消化器科を受診する。診断には、内視鏡を入れて大腸内を観察する「内視鏡検査」が行われる。がんと疑われる場合には、病変の一部を採取し、病理検査で組織を調べる。

 早期発見に有効なのは、大腸がん健診の「便潜血検査」だ。便のなかに混ざっている血液を検出する。無料で受けられる自治体もある。上野医師は「早期発見のためにも40歳以上は潜血検査を受けてほしい」と話す。

 再度、受診を

 今井さんの場合は、異変を感じた昨年夏頃に、都内の病院を受診し「腸の風邪と」と言われたという。

内視鏡やバリウムを使ったがんの検査を勧めることは難しいのが実情

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