6月に右目を手術…大桃美代子さん「目が見える当たり前の生活が大切」 (2/4ページ)

2014.8.3 12:02

 でも、白内障の進行は早かった。右目が真ん中から白く濁っていき、だんだん見えにくくなってきた。光の当たる所に行くと、乱反射して見えなくなる。まぶしくてつらいので、晴れた日が苦手に。自宅の廊下でドアにぶつかることもありました。

 診断を受けてから1年後の今年2月には医師から手術を勧められました。鏡で右目を見ると、白い曇りが見えた。本を読むのにも時間がかかる。生活に支障が出てきていたので手術を決断しました。白内障手術の経験が豊富な都内のクリニックで受診し、6月に手術を受けました。手術では濁った水晶体を超音波で取り出し、人工のレンズを入れます。

 意識がある状態で手術をしました。顔に白い布がかぶせられ、右目の部分が開いていました。瞳孔が開いた状態です。視界に白くて丸い光が3つ見えていましたが、先生が何をしているか分からなかった。でも、「レーザーで水晶体を取ります」と言われた後、感じたことのない痛みがきました。そして、いきなり視界が真っ暗になった。不安で、看護師さんが握ってくれていた手を握り返しました。先生の「レンズを入れます」との声が聞こえると、また、視界に白い光が見えるようになりました。手術は5分程度で終わりましたが、もっと長い時間に感じました。

高齢になってかかることの多い白内障を40代で発症

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