■2回とも希少がん…でも「やるべきことやるだけ」
美術商店主でテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の鑑定士の一人、安河内眞美さんは、肝がんの3~5%といわれる肝内胆管がん、その後は成人T細胞白血病(ATL)と、2度の希少がんを乗り越えた。友人による情報収集のおかげだった。(日野稚子)
肝内胆管がんの診断は平成11年でした。きっかけは、1週間ほど食欲が全くない状態が続いたこと。その前後には講演会の壇上で立っていられなくなった。都内の総合病院を受診したけど原因がなかなか分からず、検査入院をして「手術が必要、外科医と話を」と告知されました。
その話をした友人の一人が米国人女性でした。頭の良い人で、物事に対処する際に何をすべきかを即座に判断できる。初診の病院では心もとなくて、がん専門病院でセカンドオピニオンを受けるときも立ち会ってくれました。
「十中八九、肝内胆管がん。確定診断には患部に針を刺す生検がいるが、がんだったら周囲に散らすことになるから危険」。高齢男性に多いが国内症例は少ないとも言われました。それなら、米国なら多くの症例もあるかもしれないと、彼女がニューヨークの病院を探し当ててくれた。検査の画像などを事前に送り、電話で米国側と話をした結果、「名古屋にも良い医師がいる」。名古屋なら(米国より)近いし、言葉も通じる。ありがたいとホッとしました。