「わー、やったー」。東京ディズニーランド(TDL)内の路上に、映画「トイ・ストーリー」でおなじみのキャラクターが突然登場。すると、そばにいた子供たちが歓声を上げ、一緒にゲームに興じ始めた。
TDLは、こうした園内の雰囲気を盛り上げる路上パフォーマンスや小規模なショーを、手を替え品を替え導入している。
また、外国人を積極的に取り込もうと、今年3月から待ち時間が少なくアトラクションに入場できる「ファストパス」やホテルの宿泊などがセットになった商品の販売を開始。さらに、これまで場内の地図は日本語以外では英語、中国語、韓国語で作成していたが、4月からはタイ語とインドネシア語を加えた。
こうしたきめ細かいサービスが奏功し、15年度の訪日外国人は45%増の2135万人に達し、今年度も増える見通しだ。