ネット大手、AI活用本格化 DeNAは自動運転技術、ヤフーは記事選択に導入 (3/4ページ)

2016.7.15 06:39

AIを活用した合弁会社の設立と協業を発表したDeNAの守安功社長(左から2人目)とAIベンチャー、プリファード・ネットワークスの西川徹社長(右から2人目)=14日、東京都渋谷区
AIを活用した合弁会社の設立と協業を発表したDeNAの守安功社長(左から2人目)とAIベンチャー、プリファード・ネットワークスの西川徹社長(右から2人目)=14日、東京都渋谷区【拡大】

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 ヤフーは昨年5月から、スマートフォン向けに提供しているニュースでAIを活用。利用者が読みたいと思いそうな記事を自動的に選んでいる。利用者が過去に見たニュース履歴をAIが分析し、全く同じ言葉が使われていなくても意味が近い言葉を使っているニュースを中心に、独自に開発したプログラムで記事を選択している。ヤフージャパン研究所の田島玲所長は「人間の知見を取り込むことでデータを価値に変えられるのがAIだ」と強調している。

 今後は、AIが人間の作業を肩代わりするところから、AIにしかできないサービスの創出へ各社の研究は進みそうだ。守安社長は「どういうゲームのキャラクターを作るかなど、クリエーティブな面は人間にしかできない。人間が得意なところとAIが得意なところは分ける必要が出てくる」と活用の方向性を示した。

インターネット各社のAIへの取り組み

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