ドローンをめぐっては、昨年12月に人口密集地などでの飛行を禁止する一般的ルールが定められ、安全運転の徹底が求められている。
DJI日本法人の中村佳晴パイロットは「ドローンの事故の9割の原因は人的ミス。説明書も読まずに操縦する人も多い」と指摘。あらかじめ離着陸の場所を把握したり、目視内で飛行させたりするなど安全運転の心得を説いた。
慶応大では学内でドローン操縦体験講習会を開くほか、日本初の大学生レーシングチームも活動。
同大ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹事務局長は「ドローンを空撮や測量、災害対策などに活用できる人材を育てたい」と述べた。